法人税とは、内国法人(公益法人等及び外国法人は一定の場合に限る)が事業年度(通常は1年間)において稼いだ所得に対して課税を行う国税です。
つまり、法人の所得を基準として法人に課される税金であり、広い意味での所得税の一種です。
個人の所得に対して課される税金を所得税といい、法人の所得に対して課せられる税金を法人税といいます。
法人所得 ≒ 当期純利益
日本の法人所得税は、実効税率でおよそ40.87%でしたが、平成23年度税制改正でこれを5%引き下げ、約35%に改正されました。
脱税までは‥ですが、合法的に税金を節約出来れば、嬉しいものです。
そこで、合法的に税金を節約する方法について考えてみました。法人税の節約方法は下記をご参照ください。
税金を節約する ≒ 当期純利益を下げる
売上 | 売上を下げる方法 (売上を来期以降に回す方策) |
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売上原価 | 売上原価を上げる方法 (在庫の評価額を出来る限り下げる方策) |
売上総利益 | (売上高 − 売上原価) |
販売費及び一般管理費 | 販売費及び一般管理費を上げる方法 |
営業利益 | (売上総利益 − 販売費及び一般管理費) |
営業外収益 | 営業外収益を下げる方法 |
営業外費用 | 営業外費用を上げる方法 |
経常利益 | (営業利益 + 営業外収益 − 営業外費用) |
特別利益 | 特別利益を下げる方法 |
特別損失 | 特別損失を上げる方法 |
税引前当期純利益 | (経常利益 + 特別利益 − 特別損失) |
法人税・住民税及び事業税 | |
当期純利益 | (税引前当期純利益−法人税・住民税及び事業税) |